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今年も全州グルメ


今月は地方に行く機会が多かったのだが、5月のゴールデンウィーク頃は全州に2泊3日で行っていた。全州は韓国の南部に位置する全羅北道の都市で、昔から食文化が発達してきたところ。時間はあまりなかったが、仕事の合間に全州グルメをいくつか楽しんできた。

着いた日の晩はビュッフェだったので、まずは翌日の朝食。と思ったら、ホテルに食事がついているという。朝フロントで聞いてみると、すぐ近くのコンナムルクッパ屋さんに行ってください、とのことで、朝食は選択の余地もなく、定番のコンナムルクッパッ(豆モヤシのクッパ)となった。

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このコンナムルクッパッは、ヘジャングッ(酔い覚ましスープ)として知られる韓国の定番の朝ごはんメニュー。もともと全州の名物料理で、町のあちこちにコンナムルクッパッの専門店があるのだが、今回お店はホテル指定、ということで、いつもと違うお店ではじめて食べることになった。スープの味の深みとモヤシのシャキシャキ感がちょっと足りない感じもするが、それでも、おいしくいただいてスープまで完食~!
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それにしても、コンナムルクッパッを食べるとなんで毎回やけどしてしまうんだろうか・・・。ぐつぐつ煮立った状態で持ってきてくれるので、ふーふーしながら食べるのだが、食べておわってみるといつも、口の中をどっかしらやけどしてしまっているのだ。気づくのはたいてい食後すぐではなく、次の食事で醤油系のタレを口に入れたとき。あちゃー、またやっちゃたよ、ということに。今回もかなり気をつけたのになぁ・・・。

その日の夜の11時半頃。ホテルに帰る道すがら、どーもお腹がへったので、どっか開いてる食堂はないかなぁと探しながらとぼとぼホテル付近を徘徊?!していると、店頭に「カンジャンケジャンジョンシッ(カニの醤油漬け定食)5000ウォン」、なんていう魅力的な張り紙を発見。近づいてみると、奥にお客さんが一組まだ食べているよう。よっしゃーー!と入口でお店のおばさんに「食事できますか?」と聞いてみると、「どうぞ~、お入りください」とのお返事。やっとぁーー。

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ランチ限定メニューだったりして・・・という心配をよそに、すんなり注文をOKしてくれたおばちゃん。よかった、よかったと待っていると、テーブルにおかずが並びはじめ、メインのカンジャンケジャン、味噌汁、ご飯がやってきて、定食勢揃い。

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しかし・・・ブテチゲ(部隊チゲ=ハムやラーメン、キムチなどを入れて煮た鍋)の専門店だったからか、頼む人があまりいなかったか・・・いや時間が遅かったからか・・・
ぬぁんとカンジャンケジャンが凍ってる。
とろっとしたカニの身を期待していただけに、シャリシャリしているこの食感は一体?!
でも5000ウォンでおかずもいっぱい、アツアツのキムチチヂミも出てきて、ステンレス入りの山盛りご飯は早いペースでお腹の中に。


翌朝。もともと朝ごはんしっかり派なのだが、さすがに昨晩の定食がきいて、なんとなく朝食はスルー。しかし、あちこち歩き回りながらも、朝からランチのことばかり考えていたわたし・・・。いや昨晩のカンジャンケジャンが・・・ケジャン好きとしては納得いかん!とランチにまた同じメニューでリベンジすることに。

同じカンジャンケジャンといっても、コッケ(ワタリガニ)ではなく、チャムケ(川蟹)のカンジャンケジャン。お店は全州の伝統家屋が集まっている「全州韓屋村」にある、チャムケのケジャン定食が地元で人気というところ。

お店に行く前、全州映画祭のボランティアの地元学生に、「コギヌン ホンジャカド ケンチャナヨ(あそこは1人で行っても大丈夫ですよ)」と太鼓判を押してもらっていたが、おかずがたくさん出てくる韓国の定食屋さんに1人で入るのはやはり気が引ける。が、せっかくなので、お客さんが多いランチタイムを避けてお店へ。韓屋村だけに、お店も伝統家屋でいい感じ。

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おかずは全部で20種類ほど。チゲも石鍋にたっぷり。これで1人前12000ウォン。地元のガイドマップかどっかには10000ウォンとなっていたが、最近値上がりしたよう。このカンジャンケジャン定食のほかに、グルピ(干しイシモチ)焼き定食もあり、2人で来て一つずつ頼んでいるテーブルもちらほら。

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さて、チャムケのカンジャンケジャンは今回はじめて食べたが、コッケより身が少なく、生臭さが少しある気がするものの、甲羅にご飯をのっけて食べると、ケジャン独特のまろやかさが口の中に広がる。味が濃いのでご飯がどんどん進んでしまい、他のおかずを食べようと思ったらご飯が足らんぞよ、という感じ。

ソウルに戻る前に、本当はマッコリ(どぶろく)通りで一杯やってかえるつもりだったのだが、連日の歩きで疲れてしまい、映画祭のシャトルバスが全州のバスターミナルに着いたところで思わず降りてしまった。
ちなみに、そのマッコリ通りというのは、全州に3~4ヶ所あり、マッコリの味もさながら、安くてサービス満点なことで有名。特におかずの出し方が独特で、別に注文しなくても、ヤカン入りのマッコリを頼むとサービスでおかずが出てきて、さらにマッコリを追加すると、またサービスで追加おかずが出てくるというもの。これは次回ぜひスルチングを数人集めて、プライベートで訪れたいところ。 →つづきをみる
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